調教法
〜クラシックロード優駿2(PS版)
クラシックロード優駿2の調教法の紹介です。

 どんな素質をもった馬でもその素質を引き出してあげなければレースには勝てません。能力のほとんど全部を引き出してあげることも可能ですし,5割しか引き出してあげていない場合もあるでしょう。調教師であるあなたにその馬の運命がかかっているといっても過言ではありません。持ち馬の能力を最大に発揮させてあげるような調教をしてあげましょう。

 日常の調教パターンは6種類(ダート・ウッド・坂路・芝・ゲート・馬場入り休み)あります。軽めと強めでは当然 強めで行った方が能力の伸びが大きくなりますが,疲労はたまりやすくなります。目標のレースに向けて調教する馬の能力を考慮しつつ,調教日程を組んでいきます。まずは調教パターンの簡単な説明から入ります。

調教の種類簡単な説明
ダート調教(軽め・強め) 砂のコースで行う調教法で平均的に能力がupします。疲労もそれほどたまらず,仕上げる時はダート中心に調教を変えれば良いでしょう。ただ脚もとへの負担は,他の調教法に比べて最大で,脚もとの弱い馬にはおすすめできません。
ウッド調教(軽め・強め) 木の屑を敷き詰めたコースで行う調教法でダート調教と同様に平均的に能力がupします。ダート調教との相違点は脚もとへの負担がほとんどないかわりに,疲労がたまりやすいというところです。脚もとが弱い馬はウッド主体の調教で鍛えてあげましょう。
坂路調教(軽め・強め) 木の屑(ウッドチップ)が敷き詰められた坂路を駆け上がることで足腰を鍛え上げる調教法でSPとPWの能力をもっとも効率的に伸ばすことができます。脚もとへの負担はそれほどでもないのですが,疲労は全調教法の中で最大です。
プール調教 STをもっとも効率的に鍛えることができる調教法で,疲労や脚もとへの負担は全くといっていい程ありません。ただこの調教だけでは最近のスピード競馬にはついていけないでしょう。
ゲート練習 短距離戦でのスタートの出遅れは致命的です。この調教によりスタートがうまくなっていきます。ただ他の能力はほとんど上がらないので,この欠点は若いうちに克服したいところです。3歳の後半から4歳にかけての成長期には能力をのばす調教をしたほうがよいからです。
馬場入り休み そのままの意味で,馬を休憩させます。レース直後の一週間は少なくとも馬を休憩させてあげましょう。


 調教の基本は”ダート強め”(脚もとの弱い馬のみ”ウッド強め”)です。”ゲート練習”は,厩務メモで”ゲートをいやがることがある”以上の評価が出ていれば組み込む必要はないと思います。”ダート強め”に適宜”坂路強め”を混ぜて調教日程を組めばいいでしょう。仕上がり(グラフの青線を参照)が”8割がた仕上がっている”の状態以上になるまで十分調教を積んで,追いきり2回で仕上がりがピークになるように調教日程を組みます。レース日程には十分ゆとりをもってローテーションを組むことが重要です。レース後の週は必ず”馬場入り休み”を組み込んで疲労を必要以上にあげないようにします。

 私の場合はローテが最短に詰まったところで,レース→馬場入り休み→ダート軽め→ダート強め(追いきり)→ダート強め(追いきり)→レースといった感じです。こうしておけばレース後に馬体が細すぎの状態になっても”馬場入り休み”と”ダート軽め”で馬体重を戻し,”ダート軽め”を実行するため仕上がりが落ちずに次走にのぞむことができます。ちなみにこの”ダート軽め”を”ダート強め”にすると馬体重が戻りきらず,”ダート軽め”を”馬場入り休み”にすると,2週の追いきりでは仕上がりをピークに持っていくことができません。次走までに余裕がある場合はレース後に”馬場入り休み”を2回実行して,後は”ダート強め”を中心に日程を組んでいけばいいでしょう。


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